2013年10月8日火曜日

子供と教授

本日は午前中、次女とキッズパパママ事業で口和中学校へお邪魔しました。

中学三年生がちっちゃい子供と交流するイベントです。
子育ての大変さを知る事で自分が大切に育てられた事を感じれる事業と同時に、小さい子どもを持つ親が将来の子どもの学舎を見学できる双方に貴重な体験が出来たと思います。

最初は照れがあったり戸惑っていた中学生が、親が保護者が見学から帰ってくる頃には大分サマになってた気がします。

うちの娘はおネムの時間で終始泣いていましたが、最後は生徒に抱っこされてご就寝しとりました。
素晴らしい!

また、今の中学校の授業風景や教室等も見学でき、我々の時代との違い等見れて保護者の皆さんもいい体験が出来たのではないでしょうか。

午後は議員研修ということで山梨学院大学の江藤先生にお越し頂き、議会改革の講演を聞きました。

最近色々な場で議員とは?議会とは?という事を自問自答していたので、少しスッキリしました。

やはり、市のグランドデザインをしっかりと議論して次につなげなければなりませんね。
地方議員としての責任を自覚して議事機関をの役割が果たせる議会にしてまいります。

本日の気にワード

「自己矛盾」

2013年10月2日水曜日

九月定例会閉会

つづき
長くなったのでわけました。

木質バイオマス利活用プラント整備事業は、中断されたまま今日に至っており、この事業が破たんしているのは誰の目にも明らかです。

また、市が設置した第3者委員会の報告書によると、入札や資金調達方法の確認、専門知識の活用などの事務手続きが極めて不十分だったと指摘をしています。

そして具体的な問題点にはいまだ触れていないと思います。

庄原市は不正を見抜けなかった。
なにが原因なの?あいまいなままで事業継承ですか?

告訴までしたのに不正があった金額だけ返還命令を出すんですか?

ごまかしてでも国に返す金額を減らしますか?

子どもたちに目を見て説明できますか?

今後も市費を投入し続けるのですか?



今回、否決ということで、いまだ議会としての態度を表していない事になっております。

問題の本質を見極めてしっかりと議論できるようになりたいと思います。


また本会議終了後の議員全員協議会で市が行った全事業調査の結果概要が提出されました。

大変わかりにくく読みづらいものですが、夜なべして読んでます。

冒頭、はじめにのところで問題点を明らかにしと記述があるが、市の事務手続きでどこに問題点があったか記述がないように見受けられたので、改めて担当課に聞きにいかねばなりません。



以上、大変読みにくかったかもわかりませんが最終日の流れでした。



本日の気にワード

「お前は市長派じゃないんじゃのう」

そもそも市長派ってなんですか?

2013年10月1日火曜日

九月定例会閉会

この九月はいわゆるジュオン問題についても動きがありました。


まず、9月26日に補助金不正受給事件の控訴審判決がありました。
(この事件は簡単に言うと、グリーンケミカル㈱(ジュオンの子会社)が実施した木質バイオマス利活用プラント整備事業の粉砕処理設備の購入に関し、約9400万のものを5億3800万と偽り補助金を不正に受給したという事件)

ちなみに判決としては有罪で、一審で不適正とした額、3億1420万円を2億5650万円に改め、それに伴う形で両被告の刑期がそれぞれ1年10月、1年6月になりました。(一審ではそれぞれ2年6月)
これは事件となった設備以外の事業では不正行為と関係なく因果関係が認められないとなったからです。

とりあえず本件に関する広島高等裁判所の有罪判決が出されたわけであります。


その中で、この件(木質バイオマス利活用プラント整備事業)に対する議会としての見解を明らかにし、態度を明確に示すため決議案が提出されました。
決議とは、議会が行う事実上の意思形成行為で、政治的効果を狙い、あるいは議会の意志を対外的に表明するために行われる議会議決の事です。


そこでは以下の4項目を本件の解決方針と示し、市長に早急に対応するよう求めるものでありました。

1、庄原市は計画主体として、木質バイオマス利活用プラント整備事業から撤退し、事業取消と補助金返還命令をだすこと。

2、国からの当該事業関連の補助金については、国の返還命令に基づき返還する意思を明確にするとともに、補助金不正受給事件に至る原因、政策判断と執行の経過を市民に説明し、再発防止に努めること。

3、当該事業で整備調達した機器類を活用し事業展開する希望を持つ企業、団体等に対する支援は、財政支援を除く領域において実施すること。

4、庄原市として、今後、当該事業の事業性を確認するための外部検討委員会は設置しないこと。


結果としては新聞報道にあるとおり賛成9、反対10で否決しました。

私、五島誠はもちろん賛成にまわり、賛成者は皆賛成討論したのですが、結果むなしくとなりました。

賛成の理由としては、未だ議会の態度を表してないこと、そして事業継続は到底認められないからであります。
この件からは庄原市手をひきましょうよ、そして不正を行った者には返還命令出しましょうよ。ということであります。


反対討論では、一部賛成できるところもあるがこの時期(事業継続の為機械が動くか試運転する前)に結論出すのは早いとか、バイオマスから手を引くのはイケんとか、国に市がお金を返すようになるのは額が少ないようにせにゃいけんとか、果ては事業継承しようと模策する会社の製品を褒めるというようなものまでありました。


一部賛成できるのなら対案を示していただきたかったです。
また、木質バイオマスから手を引くのではなくてあくまでこの事業から撤退するべきと言ってますし、民間でこの設備を利用して事業展開するのをダメと言っていません。もちろん試運転も結構です。

ちなみに24年1月特別委員会からの報告で、①事業を取り消すべし②告訴すべし③市民に説明すべしと市長に申し入れを行っていますが、なぜかその時の議員さん(委員長含む)も反対に回られたのは謎でありました。

つづく

九月定例会閉会

昨日で九月議会が閉会致しました。

我々総務財政常任委員会では閉会中の審議項目として

・高速通信網整備事業及び防災行政無線整備事業

・財政再建(未利用財産の活用等含む)

を集中して審議することにいたしました。

明日はNTTの担当にお越しいただきヒアリングをしたり、11月にはあの夕張へ行ったり継続して委員会で調査検討、議論してまいります。


さて、九月議会は主に決算審査の議会でした。

議長と議会選出監査委員を除いた18名で決算審査特別委員会を設置し、各常任委員会ごとに分科会を設置してそれぞれの所管する担当課の24年度決算の審査をしました。

当然執行済みの事業でありますから「やれ」とか「やめろ」とか言えませんが、事業審査を通して「次につなげる」検証を行う場でもあります。

実質公債費比率(自治体の収入に対する借金返済の割合)がはじめて20%をきり年々概ね計画通りに減ってきているとは言え、依然高い水準にあり新たな借金に県の許可がいる状態であるのでより一層の努力がいります。

また、国から交付税への依存度が高く、いわゆる2割自治の庄原市でありますから、今後、交付税の段階的削減やさらなる人口減の進行による市税等収入の減、福祉費の増加など厳しい状況に抗えるようしっかりと議論を尽くして、次の世代にいいタスキ渡しをしなければいけません。


課題は多いですが、みなさんと共に知恵を出し合ってがんばります。


また本日の中国新聞にも掲載されましたが「木質バイオマス利活用プラント整備事業の不正受給事件」について動きがありましたのでまた今晩、書かせていただきます。


昨日の気にワード

「議会って何しょうるん?」